体の疲労回復にも効果
オゾン療法とは何ですか?血液クレンジング療法の名でも知られた
方法ですが医療用オゾンを血液に反応させて活性化させた上で、
体内に戻す治療法の事をオゾン療法と言います。
オゾンはとても強い酸化効果を持っていますが、血液と上手く
反応させると代謝と免疫系を格段に高めてくれます。
赤血球の酸素運搬能力が高くなりますので、体中の細胞が
活性化します。
日本では、まだメジャーではありませんが、ヨーロッパでは
既に確立された治療法であり、英国のエリザベス皇太后は
週2回のペースで受けていたとも言います。
アンチエイジングや動脈硬化疾患、関節や筋肉の疾患に
ガン治療までと適応応用範囲は幅広くなっており、病気で
ない人であっても、スポーツ選手等がパフォーマンスを
上げる為にオゾン療法を受けに来るケースもあります。
生活習慣による体の疲労や肩コリ等の症状も相当に改善します。
ヨーロッパでは専門の病院が出来る程であり、日本でもこれからの
普及が期待されます。
その流れの延長で、仙台でも、次第にオゾン療法を受けられる
病院が増え始めています。
静脈路が見つからない場合には?
効果が高いオゾン療法ですが、実施する為には静脈路をしっかり
確保しないといけません。
ですが、老人や子供、もしくは体質的に静脈路が見つけ難い人
も居ます。
血管に何かしらの留意しなければいけない病気がある時の同様
ですが、その場合は注腸法と言って腸から医療用オゾンを体内に
入れる方法が取られます。
浣腸と同じ様に入れると考えれば齟齬がありません。
100-300mL程のガスであり、痛み等は特に無いのですが注腸法
の治療の性質上、やっている途中で排便したくなったりしてしまう
とやり直しになってしまいます。
30分以内に放屁してしまうのも、予定通りに行かなくなって
しまうので避けないといけません。
注腸法治療の時間自体は大体5分程度になりますが、難度としては
大体オゾン療法よりも、多少手間がある程度と考えて下さい。
潰瘍性大腸炎やアトピー等にも効果があり、メリットも大きいので
困っている場合には1度実施を検討してみるのも1つかと思われます。